少しだけ昔のお話。
ひよこさんがちょっとした勝負をしようとクロネコさん達を誘いました。
勝負の内容は壺の中に赤い玉が入ってるか、それとも入ってないか。
ひよこさんは明らかに赤い玉を壺に入れたのでクロネコさん達は全員「入ってる」に10枚賭けました。
しかし机に置いた壺を開けると赤い玉がありません。
クロネコさん達は賭けに負けたことよりも、信じられないという驚きで頭がいっぱいに、
この現象を見たクロネコさん達が知り合いのクロネコさんへ、そのまた知り合いのクロネコさんへ「壺と赤い玉の凄い物を見た!」と言い伝えられあっという間にクロネコ界1番の話題になりました。
それからというもの、ひよこさんのもとへ10枚を握り締め通い詰める大勢のクロネコさん達の姿が。
そしていつの日からか壺と赤い玉の凄い現象が見たい時はクロネコさん達からこう呼ばれる様になりました。
『ひよこくん!「日本伝統壺振り和妻」見せてよ!』と。
「マジック和名変換コンテスト」という面白い企画がTwitterで開催してます。
そのコンテストでカップ&ボールというマジックを和名変換したのが
「日本伝統壺振り和妻」です。
最初はだんごさんが応募しようと考えていたようですが、4コマ漫画にしたら面白いんじゃないかと僕に連絡があり描くことになりました。
ということで…
イラスト「そらちゃん」
アイデア「だんごさん」
でした!
あ、ちなみに漫画中に10枚とありますが、この10枚は僕の解釈では煎餅(せんべい)10枚です。
今回も読んでくれてありがとうございました!
それではまた!🐤。